緩和ケアにおける基本的な知識・技術を習得し、緩和ケアの中心となる看護師を育成することを目標として、医療機関および訪問看護ステーションに
勤務する看護師を対象者に行われました。
研修は3日間の講義と見学実習(2日間)を行うタイプと3日間の講義のみを行うタイプに分けて実施致しました。
講義内容
- 緩和ケア総論
- 全人的ケア
- 呼吸器症状(呼吸困難・咳・胸水・死前喘鳴など)
- 消化器症状(悪心嘔吐・イレウス・腹水など)
- がん性疼痛のアセスメントと薬物療法
- 精神症状・鎮静
- 家族ケア
講義は当院の桜井金三医師、長谷川聡医師、小池宜子緩和ケア認定看護師によって行われました。
緩和ケア研修に参加した受講生からは「今回は一部の学びですが、とても分かりやすく、毎回興味深々でした。自分だけに終わらず、もっと多くの人に学んで一緒にケアしていきたいです。緩和ケアは患者さんに対する基本となる見方、知識であるように思いました。」という感想を頂きました。
7月より緩和ケア病棟見学実習が始まっています。見学実習は1日2人で7月から9月まで交代で行われます。
来年度も開催する予定ですので興味のある方はご参加ください。
よろしくお願いいたします。